今回のチーズたちです。
今回はほぼ同じチーズの産地比べと、同じ造り手さんのおんなじチーズの熟成比べです。


左が「トム・ド・サヴォワ」右が「トム・デ・ヴォージュ」
若干製法に違いがありますが、おんなじ歴史の古い素朴な山のチーズ
でもボディーの色調や、外皮の色、厚みが違いますね-
熟成期間の違いは調べる時間がなかったんですが
「トム・デ・ヴォージュ」のほうが長いかな…
サヴォワはフルーティーな香りに包まれ、しなやかな弾力でミルキー
ヴォージュは枯葉や腐葉土のような香りに包まれていて、ミルキーな中にも据えたようなニュアンスがあり、複雑。
どちらも美味しかったですが、お好みは分かれるところ。

皆さんよく御存知、コンテの熟成違いです。
上が6ヶ月、下が12ヶ月
もっと見た目に違いがあると思ったんですが、残念ながら見た目は大きな違いはありませんでした。でも、12ヶ月のほうが、乾燥も進み色合いが若干白っぽく、外皮も分厚いです。
味わいは全然違って、熟成期間の違いと乳質の違いがはっきり分かります。
一言でたとえると。果物とアテ

これは未知のチーズ「マホレロ」
スペインのカナリア諸島にあるフェルテベントゥーラ島の歴史の古い山羊乳のチーズ。
意外と食べたことなかったです。
もっと強烈な個性があるもんだと思ってたんですが、以外に優しく、でも余韻にちょっぴり刺激があって美味しい。
これは外皮にパプリカをまぶしてあったんですが
いい感じの味わいが広がります。
来月は7月14日に開催します。
皆様のご参加を心よりお待ちしてます。